2024 松川ナリッシュお知らせ

2024辰の年、幕開け早々能登の大きな揺れと津波、正月気分も吹き飛び、次々と判明してくる被災の様子に、皆様共々心を痛めております。
昨年来続いていた群発地震、起きることが予想できた地でも備えが不足の様子には悲しく悔しい思いです。活断層の近くにある志賀原発の今回震度7の揺れに一応の安全確保はできたと言われています。が、疑問符を付ける自分がいます。

地震大国の日本、そしてあらゆる分野でおかしな事が行われている日本(世界中の国々ですが……)我々の税金の使い道を正していきましょうよ。辺野古の海底マヨネーズ地盤に杭打ち7万本以上打っての埋め立て、軍備費の超かさ上げ、IRの為の万博,卑近では政治パーティでのインチキ脱税、自分事としてしっかり考えること山ほど有ります。

さて……我に返って、この後期高齢者、今ここでやれる事やるべき事考えてしまいます……暗澹!
まずは人様の迷惑にならないよう出来る限り自立・自律。今まで通り又もっと意識を今に傾注して一瞬一瞬を生きて行きたいと思う年の初めです。80歳になる肉体ですが、動く限り心の成長のために使わせてもらいましょう。
お陰様で料理教室の生徒さんも瞑想会の参加者の方も互いに啓発し有って、日々心の成長を目指す様子はこちらが後押しされること大です。自然界のこと人間社会に起こっていること、正しく観れるように互いに啓発、そして何よりも例え心が欲や怒りに曇っても,早くそれに気づき、より平安な心をつなげていく道を学び合い歩んでいっています。
一人一人の心の成長しか世界の安寧はあり得ないでしょう。例えこの道が人間界~自然界の致命的変化に間に合わなくとも唯一最善の道と思う年寄りの戯言です。
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月例瞑想会 基本第一日曜日 14:00~16:30 (希望者はその後の法話・茶話会にお残りいただけます。)
1/7, 2/4, 3/3, 4/7, 5/5, 6/2、 
7/7, 8/4, 9/1, 10/6, 11/3, 12/1


マクロビオティック料理教室 10:00~14:30頃
1/15(月)、 2/15(木)、 3/15(金)、 4/15(月)、 5/15(水)、
6/14(金)、 7/16(火)、 8/26(月)、 9/17(火)、 10/15(火)11/15(金)、 12/16(月)


ナリッシュリトリート(心と体の健康合宿)について:
この2~3年時折お問い合わせ頂いています。その方の現在地にナリッシュが役立ちそうだと双方感じられたとき、1対1の宿泊合宿を行っています。料金・日程はこれまたご相談の上。

マクロビオティック基礎講座は5名ほどの希望者がいらしたとき、日程調整の上随時開講致します。希望者リストに登録願えれば幸いです。

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Noriko Ito
Matukawa Nalish

料理教室の様子

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*過去の投稿*

2023年 ナリッシュお知らせ

2023年皆様にはいかなる年明けとなっていらっしゃいますでしょうか。

コロナで明け暮れしたこの3年、去年もこの地球上ではウクライナでの戦争そしてミャンマー、アフガニスタン、アフリカや中東での各地、中南米等々、紛争、干ばつ、洪水、熱波で山火事が続き、南極や北極での氷が溶け出して島々や海岸線が水没しつつある画像、異常な数の人々が故郷に
すむことが出来ず、難民となり過酷な運命を強いられている現状。

新春早々ですが、我々今は比較的有り難い社会情勢の中にいることを感謝して、「慢」の心で自分を暗くすることなく、ちゃんと世の中観察、理解して出来ることを淡々とやって行ければと、自身言い聞かせています。体をこわした方達、仕事を失った人達、困難な中本当に大変な方達がこの日本にも沢山いらっしゃいます。知ることで自身の「我が儘」をいましめて「孤立、孤独、あちこちの老化、不調」を当たり前の現象と、生きている間は感謝して生きましょうと思う後期高齢者です。
どうぞ暗いことと目を背けることなく、ちゃんと観た上で皆様が平穏な心を持って、より心の成長を目指してこの一年、一日~~を過ごされますようにと、お祈り申し上げています。
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  月例瞑想会
14:00~16:30(その後希望者は法話・茶話会にお残りいただけます)
  **基本的に第一日曜日**
  1月8日、2月5日、3月5日、 4月2日、 5月7日、 6月4日
  7月2日、8月6日、9月3日、10月1日、11月5日、12月3日


  マクロビオティック料理教室 1月16日(月) 2月15日(水) 3月15日(水)
4月14日(金)
  5月15日(月) 6月15日(木) 7月14日(金) 8月25日(金)
  9月15日(金)10月16日(月)11月15日(水)12月15日(金)


  ナリッシュリトリート(心と体の健康合宿)について:
  現在休止させていただいています。コロナ等現在の状況が収まりましたら、又今
  までとは違った形で、ナリッシュという場を使い皆様のニーズをお聞きしなが
  ら、心と体の健康増進にお役に立ちたいと思っています。心身の健康問題で何か
ご相談なさりたい事ございましたら、電話・メールなどでご連絡ください。
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Noriko Ito
Matukawa Nalish

冬の便り

ラニーニャ現象によるとかで今冬は特別の寒さが予想されています。海の向こうのカリフォルニアでは
北部の大火事が収まったと思っていたら、この一週間程は南部で炎の嵐が牙を剥き、山林から
家屋はすでに1000棟以上戦後の焼け野原状態でまだ警戒、避難警報の元にあると、サンタバーバラに
住む親友からのメール。異常な寒さと言い続く大火事と言い、温暖化に手をこまねいているこれも人間への
警告のひとつでしょうか。

そんな中でも我々が自分で出来る健康管理の事、少し書いてみましょう。

1)薄着でいられるような室温は禁物。動きやすい程度に着ぶくれして、適度な室温に。 
  そして室内でも工夫して体を動かして、自己発電で血行をよくしましょう。
  室温が高すぎると身体を冷やす果物、アイスクリーム、アルコール等欲しくなります。

2)身体を温める根菜類を主に魚介類と肉類は野菜の1/3量を目安に。
  多すぎる動物性摂取はやはり陰性の果物、コーヒーなど1)と同じように自然に手が出てしまいます。

冬は漢方で言う「腎臓」に負担がかかる季節。腎臓病、糖尿病など悪化しやすく老化も進みやすいので
どうぞ火を通したお野菜と玄米か精白度の少ない穀物を主に、適度な動物性で中庸な身体を
作っていって下さい。

生野菜のサラダは春から夏のものと心得、アルコールも全て身体を冷やすもの、食後に果物、
アイスクリーム、ケーキやコーヒーなど身体を冷やす陰性なものが欲しくなるメニューは 
クリスマスやお正月の特別食。普段は食後にお茶を一杯で満足するようだと、陰陽調和の
とれたお食事です。 風邪知らず病気知らずで冬を過ごされる事でしょう。

健康な腎臓を保つ為の食材には、海草類、大豆製品、小豆、キャベツ、さつまいも、里芋、牛蒡、大根、レンコン、葱…、そして黒いもの:黒胡麻、黒米、蕎麦、海苔、ヒジキ、黒豆、キクラゲ…
11月のクラスで実習した小豆昆布カボチャー葱のひげ根入りは腎を助け、血液浄化に最高な医食同源の一品です。

秋の便り

松川村の8月、梅雨の延長かはたまた秋の長雨かと
季節感とカレンダーの時が乖離してしまうような日々、
日照不足で稲の生育、リンゴの色づきも悪く、農家の
人たちの心配が続いています。

23日が「処暑」暦の上では暑さが収まっていく候、何だか
皮肉のように、翌日である本日24日は久しぶりの夏日、
季節の常識が通用しなくなってきている昨今ですね。

それでもコスモスが咲き出し、トンボの姿を見かけ
夜はカエルの声が秋の虫たちに替わってきています。

暑いからと言ってどうぞ冷たい物を取りすぎませんように。
食欲の秋に備え、味噌、醤油、納豆など発酵食品を
心して取り、腸の働きを調えてください。

皆さんがより良い状態で本格的秋をお迎え下さいます
ように祈っています。

松川ナリッシュ 伊藤のりこ拝 2017/8/24記

7月の料理教室

7月の料理教室が行われました。

<メニュー>

梅干し若芽ご飯

長芋の会席風味噌汁

オカラコロッケ

豆腐のタルタルソース

キュウリと春雨の酢の物

くず餅

6月の料理教室

6月の料理教室が行われました。

<メニュー>

花むすび

蕪と生揚げの味噌汁

コンニャクのステーキ w/クルミソース

おかのりと長芋の梅酢和え

アスパラと人参のパン粉和え

青葉羹

夏の過ごし方について

松川村でも7月7日の小暑から連日の30℃越え、湿度も高く体にこたえます。

じめ~~した暑さは細菌にとっては絶好の環境、食中毒などの予防には
毎朝一杯の「梅醤番茶」がなにより、消化器の一日を守ってくれます。

体には熱がこもりやすい時期、適度に汗をかいて熱を放出、その分水分
ミネラルの補給を忘れずに。 ただ氷などを入れて内臓の冷やしすぎは
禁物です。夏ばてにつながります。

そしてもうじき夏の土用(7/19~8/6)、7月25日は土用の丑の日。
土用のウナギを筆頭に胡瓜、スイカなど瓜科のもの、うどん、梅な
昔から「う」のつくものをいただくと暑気アタリしないとの言われています。

夏には水分の取りすぎで血液が薄くなったり、汗をかきすぎて濃くなり過ぎたりと、
心臓にはとても負担のかかる季節です。心臓の働きを助ける苦みのもの、
ゴーヤ、ピーマン、蕪やパセリ、青じそなど取り入れてあげてください。

はからずも明日7月14日料理教室では「う」のつく材料があれこ
入っていて、これを書きながら「有言実行」だったとホッとしている所です(笑い)! 

2017/7/13記

松川ナリッシュとは

ナリッシュとは Natural Life Study House の頭文字です。自然のリズムを感じ,マクロビオティックを生活全体の中で実践する家欲しいと1995年11月、住み慣れた東京を離れこの松川村に家を建てました。

 

長野県北安曇郡松川村、北の大町市、南の安曇野市穂高に挟まれ田畑や林檎園の広がる農村地帯です。松川村でも一番山際、馬羅尾高原入り口の小高い一角に松川ナリッシュはあります。

後ろを北アルプスの山々に守られ、前面には安曇平の美しい田園風景と澄んだ大きな空がパノラマのように見渡せます。山際で後ろにはもう人家がないので、山からは折々に猿や狐、狸や穴ぐまなどが訪ねてきます。山の中の遊歩道を行けば、運が良ければカモシカに行き会ったりします。

 

自然の理に添ったマクロビオティック・ライフを学び、心に中心軸を持ち続けるためのヴィパサナー瞑想を取り入れ,どうぞ心と体の調和をより強めて下さるようにと心から願いながら,ナリッシュの行事は進んでいます